目の病気

加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)

近年、「目の生活習慣病」ともいわれ患者数が急増しています!

視力をつかさどる場所「黄斑」が加齢などによって変化する病気です。欧米諸国(白人)に多い病気で男女比では、男性が女性の3倍ほど多くなっています。患者数が増えた一番の理由は社会の高齢化ですが、ライフスタイルの変化や食生活の欧米化も関係していると考えられています。

病気の前兆であるドルーゼン(網膜の下に貯まる老廃物)の蓄積の有無は簡単な検査で見つけることができるようになりました。早期の予防につとめることが出来ますので定期的に検査を受けることが大切です。

黄斑の場所

原因

加齢黄斑変性症は、黄斑の変形の起こり方や経過によって「滲出型」と「萎縮型」のふたつのタイプに分かれます。
「滲出型」は健康なときは存在しない異常な血管(新生血管)が発生することで起こります。新生血管は網膜の奥の脈絡膜から網膜に向かって伸びて黄斑を押し上げるため、視覚機能が侵されます。
「萎縮型」は新生血管ができることが原因でなく、黄斑組織が傷むことで起こります。網膜の視細胞やその周辺組織が萎縮することで黄斑の変性が起こり、視覚機能が侵されます。

加齢黄斑変性症になりやすい人の4つのリスク

  • 加齢による活性酸素の産生
  • 喫煙、家族などからの受動喫煙
  • 脂質の多い欧米型の食生活
  • 黄斑がダメージを受けやすい素因の遺伝

症状

「物がゆがんで見える」、「中心部分がなんだか暗い」という症状が加齢黄斑変性症の代表的な症状です。一方の目から起こることが多いので、両方の目で見ていると症状のないほうの目がカバーしてしまい、異変に気がつかないことが多いです。
「滲出型」は比較的進行が早いのが特徴で突然症状が出て急速に進行するケースも少なくありません。発症から1~2年で視野の真ん中がほとんど見えなくなることもあります。
「萎縮型」は初期のうちは症状がまったくなく、一般的に進行もゆるやかです。萎縮は10~20年かけて進み、極端な視力の低下はありません。

加齢黄斑変性の”前兆”「ドルーゼン」とは?

日本人に起こる加齢黄斑変性症のほとんどは進行が比較的早い「滲出型」です。進行が早い場合は、短期間で新生血管が拡大したり破れたりして、気づいた時には治療が間に合わないということもあります。
そのようなことがないよう、新生血管が発生する前兆をより早く見つけることが最近できるようになりました。それがドルーゼン(網膜の下に貯まる老廃物)です。
新生血管は、たまったドルーゼンに刺激されて発生することが分かっています。ドルーゼンは簡単な検査で見つけることができるので、通常より増えてきた段階で見つけられれば加齢黄斑変性になる前に対処することができます。

治療

「滲出型」の治療の基本は、病気の原因となる新生血管の成長を抑えてなくすことです。これまではレーザーを使って血管を焼いたり、詰まらせる方法が主流でした。しかし、ここ数年で状況が変わり、第一選択は、抗VEGF薬の注射による治療になりました。
患者への負担が少なく、高い効果が期待できますが、3~4ヶ月程で効果が切れるため薬剤を継続的に打つ必要があります。保険適用ですが、1回の投薬に3割負担で5~6万円かかるため、経済的な負担が少なくありません(高額療養費制度が利用可)。メリット、デメリットを理解して、納得して治療しましょう。

抗VEGF療法のメリット

  • 視力の改善が期待できます
  • 通院で治療できます
  • 痛みがほとんどありません
  • 日常生活にすぐに戻れます
  • 1回の注射で効果が出ることもあります

抗VEGF療法のデメリット

  • 繰り返し、断続的に注射する必要があります
  • 薬剤が比較的高価です
  • 脳梗塞の経験者や疑いがある場合は、使えないことがあります
  • 必ずしも効果が得られない場合もあります

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